第46話 軽いドリンクホルダー

みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。

Dkichiです。

電車と車。

通勤 お出かけ デート 

移動手段の２大巨頭。

みなさんはどちらが好きですか？

乗るだけ

遠い距離でも低価格

速い 

しかし

座れないかも

プライベートがない  

電車さん

プライベート確保

座ってられる

寄り道可

しかし

時間かかる

ガソリン代

車さん。

用途によって分けますよね。

電車で30分。

車なら50分の距離。

僕は髪を切りに行った。

男性にしては長く

女性にしては短い

そんな印象の持たれそうな髪の長さだった。

電車なら本読めるしなー。

でも車なら音楽を大音量で流せる。

1人で車に乗るときは100％音楽を流す

タワーレコードに負けないくらいの音量で。

これはポリシーだ。

外に食事に行く時、マイお箸を持っていく人とおなじだ。

僕は車を選んだ。

髪を切った。

シャンプーが気持ちよかった。

もう10年以上同じ美容師さんに切ってもらってる。

そのへんのカップルよりは仲がいいだろう。

帰り道、喉が渇いた。

というよりかは、甘いものを欲している。

女性の生理痛の痛さはわからないが、その時期は甘いものを異常に欲することは知っている。

たぶんわかってくれるだろう。

そのくらい甘いものが欲しかった。

コンビニは見当たらない。

車を走らせる左前方にはマクドナルドこの先1Kmの看板が。

数学の解けない問題が解けたような。

そんな感覚でマクドナルドに寄ろうと決めた。

数年ぶりに飲むが値段は覚えている。

マックシェイクSサイズは120円。

いつもより軽く感じた小銭入れから

120円を取り出し胸を膨らませる。

「240円ちょうだいいたします。」

値上げしたのか。それにしては上げすぎじゃないか。

でも240円て言ってるし。

「760円のお返しでございます。」

僕は1000円札をを渡した。

野口英世の顔が歪んで見えた。

マックシェイクを2個渡された。

だよね。

2個だよね。

怒りは込み上げて来なかった。

それよりも自分はしっかり1つと言ったのか。

おそらく大学生でアルバイトであろう女性に文句は言えなかった。

自分の弱さが出たのかも。

それでも笑顔で2つ受け取りドリンクホルダーに挿した。

隣には誰もいない。

アクセルを少し強く踏んだ。

「ありがとうございましたー！」を背に。

それでは、ごきげんよう！