第48話 妄想娘
みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
Dkichiです。
娘がほしい。
男の子でも女の子でもこの世に生を受けた時点でそんな話は必要ないのかもしれないが、
強いて言うなら、ほんの小さな声で女の子がいいというだろう。
これは将来的な話であって、子供が3人できてそのうち1人は女の子がいい
という話だ。
男3人でも面白いが、ママが大変 笑
僕は男三兄弟の末っ子。
ママは大変なのはよくわかる 笑
妄想する。
「パパ!これほしい!!」
紫色とピンク色を綺麗に使ったパッケージを纏う箱を見て娘が叫ぶ。
「また今度な。」
一度は聞いたことのあるありきたりの断り文句を言う。
「やだやだやだやだやだやだやだ!!!!」
床に寝そべり回転しだす。
頬に涙の流れた軌跡の残る娘を抱きかかえこう言う。
「今日だけだぞ?」
幸せだな。
僕に子供はいないが、こんなことを想像できる。
子供のいる親から見れば、僕は子育ての大変さを真に理解はしていないだろう。
それでもこんな妄想をしてみる。
将来の娘のためにいまアルバイト頑張ろう。
そう思うことがあるくらい宗教的だ。
NIKEのスニーカーを履き、アルバイトに向かう。
僕は少しだけ、歩幅を大きくした。
それでは、ごきげんよう
!